2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧
フジテレビのスタッフが30人近くに膨れ上がった。とうとうフライ・ウェイ*1も到着し、公邸を睥睨する近くの角のビルの屋上に設置、そこから24時間カメラで公邸の動きを監視する体制にした。しかし、大家は法外な家賃を要求してきた。背に腹は変えられない。…
「安全第一」私はそれを絶対守らなくては、と心に決めた。まず、テロリストたちの持っている武器はどんなものなのか、調べることにした。ペルー人のコーディネーターに頼み、テロ専門の特殊警察の人間に来てもらい、実際、MRTAの持ち込んだ武器をサンプルと…
東京に判断を仰いでも、答えは決まっている。「現場で判断しろ。安全第一で行け。」デスクとしての仕事は、多岐に渡る。最初の一週間くらいは、取材のシフトを組むのに苦労した。大きな紙に、記者、ディレクター、カメラマン、通訳・・・何時から何時まで取…
それは12月31日に突然起きた。ペルー警察が、報道関係者に対し、正面玄関から公邸の外観を撮影することを許可したのだ。各メディアは数班毎に分けられ、それまで近寄ることの出来なかった公邸の正門前を通過しながら撮影することになった。第1班、第2班、第3…
ようやく、リマ在住のコーディネーターと会えた。日本人の伊藤さん(仮名)だった。高校を卒業してから、ペルーに渡り、日系人のご主人と結婚され、4人の子宝に恵まれたが、その今は、ペルー人のアルベルト(仮名)氏と再婚し、ガイドや通訳をやっている方だ…
放送特殊では、記者リポートと企画の制作を課題とする。 1記者リポートの課題は「今年の就職戦線(2007年入社の学生対象)」 尺は1’30”ー50” 2企画の課題は「2年目のクールビズ」 尺は3’00” まず、記者リポートだが、「2007年度入社の就活」を自…
急いで鋼鉄製の扉の隣にある、これまた分厚いガラスに覆われた警備員室にかけよる。英語でまくし立てるしかない。なんと言ったか覚えてないが、”We are Japanese TV crew. We have a live here from now on. It is coming soon! We are in hurry!!"ぐらいは…
(以下は、去年5月書いたものですが、途中で中断していたものです。加筆して改めて掲載します。) 特派員の仕事は危険と隣り合わせだ。海外の取材は最大限の慎重さを持ってすすめなければならない。どんな気の緩み、油断が大きな事故につながるかわからない…
きょうの原稿スキルは、新聞記事を40秒のテレビニュース原稿に縮める、と言う形式で行いました。 前回で大分なれた生徒は、みなきちんとスタジオリードと本記部分を分けて来ました。また読みもゆっくりと落ち着いて読めており、事前に下読みをしてきたことを…