講義 第2限「ニュース制作の実際」

放送特殊講義I 前期は、テレビニュースがどう制作されているのか具体的に学びます。ニュース制作の現場を見学し、実際にニュース原稿を書いてみます。最終的には簡単な記者リポートを制作できるようにしましょう。メディアコムの編集機材などを利用します。
ニュースにはストレートニュースだけではなく、企画モノと呼ばれる、「事前に映像を撮影し、時間をかけて一つの作品を作り上げる」カテゴリーもあります。短いもので1分30秒、長いものでは10分近いものもあります。それぞれ作り方に違いがあります。そういったテクニック、ノウハウも学んでいきます。



きのうの講義には、35人もの学生の皆さんが来てくれていました。20人前後かと思っていたので、驚くと同時に、テレビメディアに対する関心の高さも感じました。また、2年生の履修者が結構いたのも予想外でした。



きょうは講義の最後に、初めて実際にニュース原稿を書いてもらいました。お題は「第3のビール」。40秒の短いものでしたが、みんな悪戦苦闘。3-4人に完成作品を読んでもらいましたが、中々完成度の高いものも・・・。実際に書いてみると色んな書き方があることに気づかれたかと思います。記者は、限られた時間で、如何にわかりやすく、如何に最新の情報を盛り込むかに全精力を注ぎ込むものなんです。書くと聞くとじゃ大違い・・・。耳にしてわかりやすい、すーっと頭の中に入ってくる原稿がいい原稿です。そう思ってテレビのニュースを聞いてみるのも、勉強になるでしょう。



今後、このブログを利用して、みんなと情報を共有し、講義の内容をよりみんなのニーズにあったものにしていきたいと思っています。よろしく。

参考文献: