兵庫尼崎で電車脱線 死者107人

1000頃の第一報

きょう午前9時20分ごろ、兵庫県のJR福知山線で宝塚発同志社前行きの快速電車が脱線し横転。7両編成のうち、前3両が近くのマンションに激突した。
兵庫県警によると、電車横転事故によるけが人は5、60人で、死者が出ている模様。
JR西日本によると、脱線転覆した電車には乗客約200人が乗っていた。マンションに激突した車両は、マンション1階部分にめり込み、ひしゃげている。中には乗客が閉じ込めれれている模様。

CX報道局では、10時過ぎ、関西テレビ=KTVと協力してカットイン*1しました。各局とも続々中継を入れています。地撮*2NHKよりTBS系列のローカル局がいち早くオンエアしました。取材する人数が圧倒的に少ない民放がNHKより機動的に取材できたのは珍しいことかもしれません。

午前中はどの局も基本的に生放送ですから、ほとんどこのニュースで埋まるものと思われます。

こうした大事件、事故が発生した時は、





報道局は編成局、営業局と連携をとり、現在オンエアされている番組の何分何十秒からカットインするかどうか、即座に判断することが求められます。判断に迷うと、他局に遅れをとることになります。

さらにローカル局と連携し、いつ、どこで、どのようなリポートが出来るのか、情報収集し、それをCXのスタジオからしゃべるのか、KTV関西テレビ)のスタジオからしゃべるのか、それとも現場上空からヘリ中継するのか、現場から記者中継するのか、瞬時に判断します。各局報道局の総合力が問われる瞬間です。


午後になり、NHKはもちろんずーっと生中継。CXでは1時から3時までの予定で報道特番に入りました。TBSも1時から特番です。NTVは最初思いっきり生電話、半すぎたら中継に入りました。ANBは徹子の部屋カルーセル麻紀「62歳で"真の女”に」をやってますね。笑 このように、局によって対応が分かれることもあります。死者は1330時点で39人に上ってますから、さらに増え、過去最悪の電車事故になるかもしれません。

こうした大事故における報道対応をまとめると:

*1:番組を中断して生中継を入れること

*2:ちさつ=地上からの映像のこと