横浜元町・中華街

25年前毎日通った東横線。卒業してからめったに乗らなくなりましたが、きょうはちょっと横浜へ行ってみたくなり、今年初めての半袖のシャツを着ていざ・・・・。なんと、みなとみらい線と相互乗り入れしてから乗るのは初めて。元町・中華街駅へ・・・日吉を過ぎて、本当にあっという間に到着ですね。


連休初日ということもあり、すごい人出でした。聞けば、GW中海外旅行に行く人は、成田国際空港会社の試算によると、去年に比べ7%増のおよそ44万2000人だとか。景気、いいんですね。減速してたんじゃなかったっけ?2005年度後半まで景気はもたつく、というのが大方のエコノミストの予測だったんですよね、年初までは。まあ、いつも思うのですが、エコノミストとかアナリストの言うことは大体あたらないなあ・・・と。


話は変わりますが、尼崎の事故、本当の原因は何だったんでしょう。




遅れを取り戻そうとした運転士の極度の緊張から起きた速度超過?それは一体何故起きたのか?報道されているようにオーバーランなどを起こした運転手に対する行き過ぎた指導のせいなのか?車両の何らかの不具合はなかったのか?テロの可能性は全く無いのか?


私達ジャーナリストは取材するに当たって、まず既成概念を取っ払い、ありとあらゆる可能性を考えます。警察やJRの記者会見であっても、それが本当に真実なのか、何かを隠蔽していないか、マスコミをミスリード*1しようとしていないか、少しでも事実を知る手がかりは無いか、探します。


これから少しずつ真実が明らかになってくるでしょう。しかし、取材の過程で、人のプライバシーを侵害したり、集団的加熱取材*2をしたり、拒否している人に強引に取材をしたりしてはならないのです。どこまで自主規制をかけ、どこまで取材を進めるか・・・・それは結局のところ、一人ひとりのジャーナリストの良心と倫理観と正義感のバランスにかかっているような気がします。


この問題は、受講生からすでに何回か聞かれたました。将来ジャーナリストになりたい人はしっかり考える必要がありますね。

*1:読者を誤った解釈に誘導するような記事や文章のこと。または、取材対象者が、自分に有利に事を進めるために、メディアにネタを流し、情報操作すること。

*2:メディア・スクラム=メディアが大挙して取材対象のところに押しかけ、相手のプライバシーを侵害したり、近隣に迷惑な行為をすること。参照:http://www.nab.or.jp/htm/press/press200112202.html